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クラゲ
ずっと前から約束してた
海にいくこと
そこで花火をすること

突然じゃあ今からいっちゃおうかって
地図も持たず
とりあえず高速に乗って
走って走って
迷って迷って

トンネルの中ではずっと
息を止めてるのが暗黙のルールで
トンネルは予想以上に
長くって多くって
窒息しそうになりながらも
どっちも負けず嫌いだから
目に涙たまっちゃってんの
おかしくてふきだしたりして
やっと夜中についた海

スニーカーの中
砂だらけにしながら
いい気になってはしゃぎまくってたら
気がつかないうちに波がそこまで
せまってきてて
結局ズボンまで濡らしちゃったら
もうそうなったら
加速が止まらなくて
下半身ビショビショになりながら
目一杯浜辺で波と追いかけっこ

「あ、そうだ!花火だよ花火、
途中のコンビニで買ってくればよかったね。」

「うん、そうだよね、買ってくればよかったよね。」

ほんとは気がついてたんだ。
さっき道を聞くのに立ち寄ったコンビニで
レジの真向かいに花火が置いてあったこと。
でもなんとなく
買えずにいた本当の理由は
一緒にする約束ごとが
ひとつずつ消えていくのが怖かったから

二人の約束ごとが
ひとつずつ消えていく度に
うれしい気持ちと悲しい気持ちが
同時にいっぺんに押し寄せてくるの

そんな気持ちを
ちょっとだけキミに伝えてみたら

「なぁあんだ、そんなこと、約束ごとなら
これからどんどん増やしていけばいいだけじゃん。」

キミは何気なく言ったつもりなんだろうけど
かなりそのフレーズが嬉しすぎたので
海の水と同じ成分のしょっぱい何かが
体中から溢れてきたよ

どんなささいなことでもいいから
果たしきれないほどの約束を
毎日キミと増やしていって
例えそれが叶わなくっても
約束の洪水の中を
ふわふわとクラゲみたいに
漂ってるのも
なんかいいよね
| 垂れ流した詩編 | 13:11 | comments(0) | trackbacks(0) |
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